Mobile Menu
Mobile Menu

オフセットとデジタル印刷の違いについて

ワンプリントサイトをご訪問いただきありがとうございます。
当サイトはデスクトップパソコンで(ブラウザはGoogle Chrome/Microsoft Edge)ご利用ください。
(ご注文・データ入稿・WEB編集・決済プログラムでエラーが生じる場合がございます。)

オフセットとデジタル印刷の違いについて

MAIN BANNER

特価印刷商品/印刷機について

ワンプリントの特価印刷商品は、オフセット印刷またはデジタル(オンデマンド)印刷のいずれかで製作しています。この2つの違いとは??この疑問について紹介いたします!

特価印刷商品/印刷機について

オフセット印刷とは

オフセット印刷は、版を使用した印刷方法です。版にインキをのせた後、ブランケットと呼ばれる中間にあるローラーに転写しさらに紙に転写すると版通りに印刷されます。版についたインキをブランケットに移した状態をOFF、ブランケットから印刷用紙に転写した状態をSET、これよりオフセットと名づけられました。版から直接紙に転写するのではなく、間にブランケットを介して転写することで磨耗が起こりづらく、また定着が高い顔料油性インキを使用していることから、色の表現性が高い高品質な仕上がりとなります。版を使用するため、同じものを同じ品質で繰り返し製作でき、安定した大量印刷が可能です。

オフセット印刷とは

オフセット印刷の工程

オフセットの場合はデータチェック完了後、製版する工程が入ります。

フセット印刷の工程

オフセット機

ワンプリントで使用するLITHRONE
A37のハイブリッドUV印刷は、速乾によりインキが用紙に浸透するのを防止し、光沢感を維持します。またユポ紙や透明紙等の乾きにくい用紙はかなりの乾燥時間を要しますが、ハイブリッド印刷ではどんな乾きにくい用紙でも品質を保持しながら乾燥できます。

オフセット機

オフセット印刷の歴史

印刷の始まりを辿ると紀元前…いう膨大なスケールの話になってきますが、オフセット印刷の始まりは1904年、アメリカで石版印刷(オフセットよりも前の印刷技法)の工場を経営していたアイラ・ルーベルがオフセット印刷の技法を発見したとされています。石版印刷とは水と油が反発する性質を応用した印刷方法です。まず版に油になじむ性質(クレヨンのようなもの)で絵を描きます。そこに版全体に水を湿らせ、油性インキを塗布すると水と油が反発し、そこに紙をのせるとインキのついた絵が転写される、という印刷法です。とある日、紙を補給しないまま空刷りをしてしまい(紙がないので印刷しない裏面の土台にインキがうつった状態)、そのまま紙を通したことにより、本来片面にしか印刷されないはずが両面に印刷してしまうという失敗が起こります。しかしよく見てみると、誤って印刷した裏面の描画は、反転はしているものの、正しく印刷された表面より綺麗な仕上がりであることが発覚。この失敗から「ブランケット」と呼ばれる仲介をいれることで、版→ブランケット→紙と、転写を繰り返しながら印刷する方法が開発されます。これがオフセット印刷の始まりといわれています。そしてここから世界中にオフセット印刷が広がります。高品質で安定した仕上がりが認識され、商業印刷において主流の印刷方式と発展しました。現在では約7割がこのオフセット印刷を取り扱っていると言われています。

デジタル(オンデマンド)印刷

デジタル(オンデマンド)印刷は版は作らず、データから紙に直接印刷する方法です。デジタル印刷は、レーザープリントがメインで使用されています。ドラムと呼ばれる磁石のようなものにレーザーがあてられると、磁石の表面がハンコの状態になります。そこにトナー(粉状のインク)がつき、紙に転写し熱で定着させることで印刷が仕上がります。イメージとしては、オフィスやコンビニにあるコピー機が拡大したもので、原理はコピー機と同じなので必要なときに1枚から印刷できます。その上版を使用しない分、短納期でスピーディーな製作が可能です。オンデマンド=On-demand=必要に応じて、という意味を持ちます。言葉のとおり必要なときに、必要な枚数を必要なだけ製作できます。

デジタル(オンデマンド)印刷

デジタル(オンデマンド)印刷の工程

デジタル印刷は版が要らないため、データチェック後そのまま印刷へ進行します。

デジタル(オンデマンド)印刷の工程

デジタル(オンデマンド)印刷機

ワンプリントが使用するHP社「indigo 7600 Digital Press」はトップクラスの高品質デジタル印刷機として印刷性能の高さに加え革新的な生産性を併せ持ちます。業界でも評価の高い印刷機で、安定した生産・品質を保つことが可能です。

デジタル(オンデマンド)印刷機

デジタル(オンデマンド)印刷の歴史

デジタル印刷機が初めて発表されたのは1990年代と、オフセットに比べると最近のこと。それまではオフセット印刷の選択肢しかなく、少量印刷には高額な印刷費用が必要なため、ハードルが高いものとされていました。 デジタル化が進む中、1985年にアメリカのアルダス社(現在のアドビシステムズ社)がDTPアプリケーションのソフ(PageMack-erという印刷物の原稿作成、編集、レイアウト、組版まで全てコンピューターで行い、印刷可能な版下まで作成が可能なソフト)を開発したことで、デジタル印刷の普及が始まります。 また1990年代より日本でも本格的にパソコンが広く普及し、印刷に必要なデータをパソコン上で誰でも作成できるようになりました。この延長上で企業印刷物はもちろん、個人やイベントでの少量印刷の需要も増加し、デジタル印刷の需要が上昇していきます。これまでのオフセット印刷に加え、デジタル印刷の導入が進んでいく時代となりました。年々機械の品質向上も加わり、デジタル印刷でも劣らない仕上がりが認められ、近年では十分に商業印刷にも適用されています。デジタル印刷は急速に発達し成長し続ける印刷方法です。

オフセット印刷とデジタル(オンデマンド)印刷の共通点

インクの色数はどちらも共通です。ワンプリントはフルカラー印刷対応、C(シアン)M(マゼンダ)Y(イエロー)K(キープレート)の4色、モノクロは黒1色のインクで印刷します。オフセット印刷、デジタル印刷では機械やインクの形状は異なりますが、色を再現する原理は同じなので、仕上がりの印象はどちらもほぼ同じとなります。入稿データもCMYKのカラーモードとなっていればモニターで見る色の印象から大きく変化することはございません。 印刷業界において安定した信頼度の高いオフセット印刷と、進化を続けて発展しているデジタル印刷。ワンプリントの特価印刷商品は、格安の価格で皆さまに少しでも早くお届けできるよう、この2つの技法をフル稼働して、より良い品質かつスピーデ ィーな発送を目標にしております。こちらの内容をご参考に、ご注文いただけますと幸いです。